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ImmunoTox Letterの歩み

藤巻 秀和
日本医療研究開発機構

ImmunoTox Letterは1996年の免疫毒性研究会の発足後1年目にJSIT Newsletterとして第1号が発行されました。免疫毒性分野での情報交換及び会員の獲得を主な目的としておりました。特に、香山不二雄先生のご尽力により誕生にいたりました。

その後、第2号からはImmunoTox Letterとして現在の正式名称になって発行されております。そのときに編集委員会へ初めて参加させていただき、香山先生と牧栄二先生に合流しました。第7号(1999年2月)より原稿の受付担当になりました。その後、一時期澤田純一先生、中村和市先生にも編集委員に加わっていただきました。

2001年の第11号より日本免疫毒性学会のニュースレターとして編集・発行されることになりました。2005年の第20号より日本免疫毒性学会学術大会時に行ったアンケート結果を掲載し、学会運営やImmunoTox Letterへの会員の皆さんの隠れたご意見をいただき、学会の発展に役立てる企画がスタートしました。また、この号より編集委員会も若手と入れ替え、櫻井照明先生、筒井尚久先生、手島玲子先生、野原恵子先生になり編集、発行を行いました。

2008年の第24号よりImmunoTox Letterも情報の国際化時代に乗り遅れないように国際交流という観点から英文版も編集され発行することになりました。

米国毒性学会の免疫毒性分科会とは中村和市先生をはじめとした多くの先生方のご尽力で国際交流が続いていたのですが、2006年の第22号より各原稿に英文要旨を載せる試みを始めていました。

その後、新編集委員として角田正史先生、新藤智子先生、西村泰光先生、姫野誠一郎先生に加わっていただき免疫毒性学の深化に対応した会員への情報発信に努めてまいりました。原稿がなかなか集まらない時代には苦労もありましたが、皆さまのおかげで継続することができました。

私の関わってきましたImmunoTox Letterの編集委員としての歩みを簡単にたどってきましたが、その後は、2012年の第33号より野原恵子先生を編集委員長とした新体制がスタートし、より充実したImmunoTox Letterが発行され、さらに2015年の40号より新藤智子先生を新編集委員長とした新体制がスタートし新たな時代が始まります。

これからもImmnoTox Letterが会員の皆様への情報発信基地として貢献できるよう応援をお願いいたします。

 
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